ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第04課 段落146 [2012-08-10]

146 Now let us visualize the steps of creation into form when the liquids begin to solidify by slowing up their action within the liquid kingdom as the gases did to form the liquids. For once the liquids begin to solidify they vanish just as the gases did. Even though they are ever active in the pattern of creation.

146 さて、気体が液体を形成したように、液体の王国の中でその活動を緩慢にし液体が固化し始める際の形有るものに至る創造の歩みを思い描いて見ましょう。何故なら、一端、液体が固化し始めるとそれら液体はガスの場合と同様に消滅するからです。しかしそれでも、それらは創造の形式の中では依然として活動を続けているのです。





【解説】

形あるものへの創造の過程として最も身近な液体から個体への変化する例は、水が氷になる過程ではないでしょうか。もちろん、水が冷えれば氷になることは誰でも知っている訳ですが、本講の学習の中ではより深い観察が必要です。

誰でも真冬に空から舞い降りる雪の結晶の顕微鏡写真をご覧になったことがあると思います。雪の結晶の研究については中谷宇吉郎が有名ですが、雪粒子が多くの研究者を魅了するほどに美しく、奥が深いものであることに私達は気付く必要があります。

雪の結晶の美しさは創造作用という宇宙普遍の法則が単なる機能主義でなく、芸術性にも富んだものであることを示しています。

よく私が申し上げることですが、自然物というものは、クローズアップしてどんどん細部を覗くにつれて、美しさが増してくることに驚かされます。この点については、例外は一切ありません。つまりは創造の作用が働くミクロの世界においては、美しさが支配しているということも出来るでしょう。

これは水の例ですが、更により複雑な分子や構造体の生成に当っては、更に高度な創造作用が起こっているに違いありません。


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