ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第04課 段落144 [2012-08-08]

144 At this point let us go back and analyze, or speculate on what the steps would be to build a form embodying all of the elements necessary for self reproduction.

144 ここで自己再生に必要な要素全てを体現する形有るものを作り上げるのにどのような段階があるかについて振り返って分析し、また考察して見ましょう。





【解説】

目に見えないからと言って、その存在を認めて来なかった私達ですが、本講座を通じて、私達は目に見えるもの、形ある創造物と目には見えず創造を支える因なるものをはじめとする存在に対しても、十二分に尊ぶことを求められています。

気体はそういう意味では、因の作用に直結する分子・原子達の集まりと言えるでしょう。

私達は自らの命の拠り所である空気について、日頃、認識することなく、タダでそれを利用しており、その存在に感謝することはありませんでした。まさに空気のような存在としていた訳です。夏の日照りの最中、木陰で涼しい風が頬を伝う時、私達ははじめて空気の存在を自覚し、自らが自然から慈しみを受けていることを知ります。

気体は通常、無色透明ではありますが、以前述べましたように、多くの分子・原子が存在する活発なる世界です。それは空高くまで拡がり、宇宙本体との境はありません。創造の第一段階はこれら気体の分子・原子群が思念に呼応して反応することは間違えありません。その作用が宇宙空間にまで広がり、創造作用が発揮される時、空間から物質が出現することになるということだと考えています。

目に前の空間、気体分子の充満する領域(王国)の中に、あらゆる可能性があるということかと考えます。


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