142 Through this mixing process extreme heat and extreme cold and the many variations between result as the action continues. And some combinations of gases and liquids cause mild or violent combustions. But out of these come the solidification of liquids that are composed of gases and parts of matter. But they are so fine that we have not as yet been able to make a microscope or instruments able to detect them. Yet they are there, and have to be in order to produce what we know exists on this planet.
142 この混合の過程を通じてその活動が継続するにつれて、極端な高温と極端な低温、そして様々な中間領域が産み出されます。そして気体と液体の内、いくつかのものの組み合わせによっては、穏やかな、あるいは荒々しい燃焼を引き起こします。しかし、これらから気体と物質の一部からなる液体の固化が起ります。しかし、それらはとても微細な為、私達はそれらを検知できる顕微鏡や装置を作り上げることは未だ出来ていません。それでもそれらはそこに存在しており、この惑星で私達が知る存在するものを造り出す為にはなくてはならないのです。
【解説】
本項に関する最も身近な例は、夏の青空に突如出現する雲とそこから生まれる雨粒であるように思います。
空気は文字通り、肉眼からは無の世界と思いがちですが、本項で説かれている内容を当てはめれば、実は絶え間ない気流の流れと冷却・加温の諸作用が目まぐるしく生じている活動的な世界ということが分かります。
肉眼では察知できないものの、空気層の中では互いに反応し、混合する活発な気流が存在し、その活動の結果、微小な水滴粒子の集団である雲が生まれ、上層まで上り詰めた気体の塊は冷却されて氷の粒子に変化します。地表の熱い空気の塊が上昇して雲に形を変える中で、目には見えない微細な粒子間で、活発な変化が起こっていることに驚かされます。
これら微細な粒子が創造作用を担っていることに気付こうとする姿勢が重要だと本項は説いています。肉眼に頼らず、細部の活動にも気付いて行こうとする志向が大切だということです。
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