ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第04課 段落138 [2012-07-31]

SCIENCE OF LIFE - STUDY COURSE

LESSON FOUR

The Relationship of All Creation

138 In the last lesson we stated that we would explain the relationship of all creation as simply as possible in order to eliminate confusion. We will deal with the many kingdoms that serve man. For without each he could not live and the Cosmic Plan would not be complete.

生命の科学−学習コース

第4課

創造物すべての関連性

138 前課では混乱を取り除く為に出来る限り単純に創造物すべての関連性を説明しましょうと述べました。私達は人間に奉仕する数多くの王国について取扱うことになります。何故なら、各々の王国が無ければ人は生きることは出来ませんし、宇宙の計画も完全にはならないからです。





【解説】

本項ではあらゆる創造物の間の関係について簡潔に理解することを目的とすると述べています。もちろん細部の研究も必要ですが、先ずは全体の理解から灰って行くべきだとしているのです。即ち、最初は一見したところあまりに単純だと思われていたものが、細部を研究すると意外な事実も判明して来ます。しかしそれらを更に別の角度から見ると、より壮大な原理と法則が見えてきて、遂には当初の簡潔な法則に帰着することも多いように思います。

その際、重要なのは、個別のテーマの関心以上に、その法則の目的、意図を見ることだと思っております。

また、同時に自然観察する時、多くの王国(Kingdom)が人間の役にたっていると本項で明示されていることです。この場合、王国とは、分類学で言う「界」のことで、動物界、植物界と言われるようにその種の生きものの暮らす生活圏全体を示しています。言うまでも無く、人間を支えているのはこれらの王国です。食料や原材料の全てを人間に提供している訳で、これらの王国との関係を私達は身近に感じなければなりません。今日では生態学(Ecology)という言葉が定着していますが、こうしたことも創造物の間の関係を研究する学問分野ということが出来ます。


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