ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第03課 段落128 [2012-07-17]

128 All nature is expressing intelligence in varying degrees, for there is not a form, even a grain of sand, that does not express the purpose for which it was created, even better than man. A blade of grass as a tender shoot will come through the hard crust of the earth as it uses the power of the cosmos and obeys the intelligence that directs it. Yet man finds it difficult to penetrate a hard surface.

128 全て自然は様々な程度に知性を表現しています。何故なら形有るものはどれ一つ、砂粒一つでさえ、それが創造された目的を表現していないものはおらず、人間以上に良く表現しているものさえいます。一枚の草の葉は、柔らかな若葉の時、地面の硬い塊を貫いて現れますが、それは宇宙のパワーを用い、それを導く知性に従っているのです。しかも人間には硬い地表を貫くなどということは困難であることが分かります。





【解説】

実は多くの場合、自然界においては人間以上にそのものの美しさを表し、機能を発揮している多くの生きものの方が多いという訳です。自由意志を持たず、いわば自動的に神の意思に従順に生きている生きもの達には迷いや悩みはありません。また、いとも簡単に自然の英知を活用して、毎日のように飛躍的な行動を遂げる姿を私達は観ることが出来ます。

本来は創造の最高位に位置する人間については未だその段階には至っておらず、迷いの道の途上にあるという訳です。

前項で英知は行動の中に表現されているとありましたが、私達も草の葉1枚にならって、本来の潜在力を発揮しないで終わるべきではありません。因の英知を信頼することが全ての出発点であり、私達自身の中に埋もれたままになっている諸々の才能を目覚めさせることも父なる創造主は待ち望んでいることでしょう。


第03課 段落127 [2012-07-13] <<  |  >> 第03課 段落129 [2012-07-18]