ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第03課 段落125 [2012-07-11]

125 Today we have scholars and learned men in all fields of endeavor, but all of them have to depend upon nature for their knowledge by studying nature's material and production of form life. And since man must depend upon nature for life itself, then it behoves him to let nature, rather than his ego, guide him. Or let his consciousness be his guide instead of his mind.

125 今日、私達の回りにはあらゆる努力分野において学者や知識人がいますが、彼等全ては自然界の物質や生命体の産生を学ぶことによって彼等の知識を自然に依存しなければなりません。そして人間は生命自体を自然に依存している以上、人間には自分のエゴよりは自然をして自分を導くようにする義務があるのです。言い換えれば自分の心に替えて、自分の意識を自らの導き手とすることです。





【解説】

専門の研究者でなくても、私達は日々の暮らしの中で様々な問題に直面し、その解決策を模索するものです。その場合、何かの不安や悩みに志向したがるのは心ですし、疲れた心を時に癒す必要があるように、心だけでは解決に至らないケースも多いものです。

一方、真の問題の原因を見つけ出し、対策のヒントを得る時、私達は心よりは意識を使用していることが分かります。何らかの解決策につながるような印象の多くは心がもたらしたものではなく、意識が洩らした情報だと思っています。いわゆるインスピレーションは発見や発明の源であり、それらは全て自我が隠し持っていたようなものではなく、自然界が持っている情報な訳です。

優れた業績を残す人は、このような知識の泉に容易にアクセスすることが出来る者であり、知識を自然に委ねている人です。私達は自然を見る時、自然にはそのような豊富な知識が隠されており、それらに親しむことが重要だと自覚することが必要です。


第03課 段落124 [2012-07-10] <<  |  >> 第03課 段落126 [2012-07-12]