ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第03課 段落112 [2012-06-21]

112 The thing that we ask you to do is - become aware of your real self, the eternal part of God, or The Creator. Let your mind become conscious of consciousness as your guide in everything that you do. Then the admonition "Man know thyself and you shall know all things," will be your reward. But the mind must learn to trust the consciousness at all times.

112 私達が貴方に実行して欲しいとお願いしたいことは、貴方の真実の自我、神の永遠なる部分、創造主に気付くようにすることです。貴方の心を貴方が為す全てにおけるガイドとして意識を意識するようにさせて下さい。そうすれば、訓戒「汝自身を知れ、そうすれば全てを知るだろう」を褒美として受け取ることになります。しかしその為には、心は意識を如何なる時も信頼することを学ばなければなりません。





【解説】

著者は意識に関する問題の解決策として最終的に、意識を道しるべとして前進せよと説いています。

私も含めて多くの皆様が未だ存在を実感出来ないものを頼りに、人生を歩める筈もないと思うかも知れませんが、第一歩とはそうした踏み出す勇気が必要だという訳です。しかし、一度体験を持てば、自分の進む方向に誤りはないことが分かる訳で、それまでは盲目的な信頼が必要になります。実にこの分野の教師は、その入口部分の導きが大切ということになります。

意識とともに歩むというイメージは、日本ではお遍路さんの笠に書かれている「同行二人」(どうぎょうににん)の文字が、そのことを良く表しています。自分を支えてくれ、全ての知識を有する目に見えない存在と語り合いながら、人生を歩むことを著者は説いているのです。


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