ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第03課 段落104 [2012-06-11]

104 Fortunately there is a harmonious law that works through the body independent of the mind, or the body would not last the years that it does.

104 幸いなことに、身体の中には心から独立して働く調和ある法則があります。そうでなければ、人体はそのように何年も持続することは無いでしょう。





【解説】

人間の諸活動に伴い発生させている環境汚染も、その多くは自然自らの浄化機能によって大いに助けられている訳です。大気汚染も時々の降雨や嵐によって翌日は見違える程、キレイな青空になることは誰もが気付いている筈です。

しかし、このような自然の恩恵にも限度がある訳で、それら自然の持つ浄化能力を超える汚濁負荷はやがて深刻な環境問題を引き起こし、人間自身の健康被害として行き着くことは、今日誰もが自覚している所でしょう。

人体についても一定程度は肉体自体の回復能力がありますが、その肉体も長時間、あるいは過度な負担には耐えられないという訳です。私達は自らの心の問題とは言いながらも、各自どのように心を良好な状態に統制しながら生きるかについて工夫しなければなりません。

日常、心の持ち方を工夫して得た成功体験は発展させ、問題があったケースは反省する等して、自らの心を育成することが必要です。また、その過程において、しばし休養を取り、心と肉体を日頃の苦難から解放し、再び立ち向かう英気を養うことも生活の智恵かと思います。


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