ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第02課 段落071 [2012-04-16]

071 Jesus brought this truth to the people when he said that the man who desired honors from earthly men, had none coming in heaven. He also said not to worry about tomorrow, for the sparrow neither sows nor reaps, yet the Father takes care of each of them. But this calls for definite faith in the consciousness. For he also said, "are you not more than the raiment ?" This is the law by which all Venusians live.

071 イエスは地球の人達からの名誉を望んだ者で天国に来る者はないと人々に述べてこの真実を当時の人々に伝えました。彼はまた、明日を思い煩うなスズメは蒔くことも刈ることもしないが父はそれら個々の者を養ってくださっているのだから、とも言いました。しかしこれには意識に対する絶対的な信頼が要請されます。何故なら彼はまた、「あなたは衣服より以上のものではないか」とも言いました。これは全ての金星人が生きている法則です。





【解説】

本項からイエスが金星から来た教師であることが分かります。また、今更のことですが、既に2000年以上も前に金星ではこのような生き方が全ての人の基本的姿勢として根付いていたことには驚くばかりです。私達の住む地球との文明のレベルの差が途方も無く大きいことを先ずは認識する必要があります。

しかし、その文明もそこに住む人間に関わる部分だけが違うだけで、自然界の営みは各惑星ともに大差はないのかも知れません。今日この頃(4月上旬)、日本では櫻の季節となっています。幹から伸びた枝の細い先までびっしり花を付けた櫻は見事に自身を通じて生命の美を惜しみなく発揮しており、見る者に感動を与えます。一方、その櫻の木は自らを自然の流れに委ねており、偉ぶったりする様子もありません。そればかりか、鳥達に蜜を与え、時間が来れば花を散らして、次なる活動のステップに移ります。

本項にも記述があるように、鳥達は時々の自然の恵みを享受し、季節を謳歌しているように見えます。桜も鳥もその存在を全て自然に委ねており、決して不安を見せることはありません。外敵や気象の変動に対しても何ら臆することなく、平常心を保ち、楽しく暮らしています。意識への信頼に於いて、身近な野生生物に学ぶ所は多いのです。


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