ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第02課 段落067 [2012-04-10]

067 Here you can see that the lowest talent is equal to the highest. From this you should know what the word equality really means. And this is far from the average definition of the word.

067 ここにあなたは最低位の才能が最高位の才能と等しいことがお分かりになるでしょう。ここからあなたは世界の平等というものが実際、どのようなことを意味するかを知らねばなりません。また、これは世の中の平均的定義とはほど遠いものです。





【解説】

「等しい」・「平等」の本質的意味を前項(064〜066)で示していると著者は説いています。

「等しい」ということを別な表現をすれば、互いに相互依存し、無くてはならない関係にあるということでしょう。これは建物に限らず、あらゆるものに当てはまります。また、相互依存の関係は植物と動物との関係にも成り立っています。植物が動物に食物を提供する代わりに、種を遠くまで運んでもらう、等々です。花の受粉を助けるミツバチや木の実を食べた鳥が種を遠いところに運ぶ等、その例は枚挙のいとまはありません。

一方、平等感は一体感にも通じるものがあります。「異質なもの」と毛嫌いする姿勢は分離や対立感しか生み出しませんが、平等感や相互依存の自覚は対象物との一体感が生まれます。実はその一体感こそが、相手の意識と融合し、印象によるコミュニケーションを可能にする基礎的な条件ではないかと思っているところです。


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