ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第02課 段落062 [2012-04-03]

062 Patience and faith are the foundation of such a reward. For those who become impatient become shipwreck.

062 忍耐と信頼はこのような報いの基礎です。短気な者は挫折します。





【解説】

マジックショーでもない限り、目に見える結果が私達の想念の変化に対して現れる筈もありません。目に見える段階に到達するには原子・分子が10の何十乗倍もの規模で反応する必要があり、一定規模以上の時間は必要なのです。種が地中で発芽してから地上に若芽を現すまでには、種の内側で起こった変化の時点から、かなりな時間が経過しているころは私達も理解出来るところです。

一方、直ちに結果、即ち目に見える形が現れないからと言って、折角の努力を止めてしまっては、かえって混乱だけが残ってしまいます。この種の学習には忍耐が必要です。

しかし、一度、良い成果が得られることを学習出来れば、歩む方向はこれで良しということになり、あとは目に見えない創造主に信頼を寄せて歩むことになります。

私達の状況は、自らが作った狭い殻の中にいる自尊心だけが強く、実態は弱弱しい鳥のヒナなのかも知れません。早く光のあたる広い外界に出たいところですが、それには自分でコツコツ殻を壊す必要があり、ヒナの行く末を創造主がそっと待っているのかも知れません。

一方、忍耐強さについては、私達の創造主は驚くべき辛抱強さであり、何度も裏切られながらも、長年月の間、私達が創造主の下に戻ってくるのを待って下さっており、およそ、忍耐に関する限り、創造主に勝るものはありません。


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