ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第02課 段落058 [2012-03-28]

058 The mind, in order to learn from the consciousness must humble itself to get each point in a clear manner. For this instruction comes only by impressions. Whether observing an object or listening to sounds, impressions will be given independent of the mind. Consciousness is not governed by habits like the mind is. i.e. When I made the first contact with a space person my mind wanted to know many things, especially things that conformed with my habitual life. I had to control my mind and remain silent so that I could receive all that he wished to impress upon my mind. Had I speculated on what was to be given, I would have missed the significants of the meeting.

058 心は意識から学ぶには各々の要点を明瞭に理解する為、自らを謙虚にしなければなりません。何故なら、この教えは印象によってのみもたらされるからです。ある物体を観察する際や音に耳を傾ける際に、印象は心とは無関係にやって来ます。意識は心のように習慣に支配されておりません。ですから、私が最初に宇宙人と会った時、私の心は多くの事柄、特に私の生活習慣に合った事柄を知りたがっておりました。私は自分の心を抑制し、相手が私の心に印象付けたいと思っていたこと全てを受け入れる為に沈黙を続けたのです。もし私に何を与えられるのか考え巡らせていたら、私はその会見の重要ポイントを見失っていたことでしょう。





【解説】

印象に従おうとする姿勢は謙虚さを必要とします。私達の心の問題の第一は、結論を急ごうとすることと様々な不安が前面に立って、因からの印象をじっくり受けようとする謙虚さを失いやすいことにあります。

これら心の動きについては、同乗記にアダムスキー氏がブラザーズ(宇宙兄弟達)に市中であった時の模様にも記述されています。コンタクトの際、心の関心事である様々な雑事について尋ねたいとする心を抑えて、ブラザーズの側から伝えようとしている事柄に耳を傾けようとする氏の姿が述べられているのはご案内の通りです。

本項は前項(056)以来続く、「心の鍛錬」の一環の記事内容であり、私達の心を鍛錬するとは、どのようなことであるかを解説しています。

先ずは、因から与えられようとしているメッセージがどのようなものであるか、じっと謙虚に耳を傾ける姿勢を日常生活に取り入れる姿勢が重要であるという訳です。


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