ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第02課 段落048 [2012-03-13]

048 In order to better understand the action of the mind, let us consider it in four parts, like four different people.

048 心の活動をより良く理解する為には、それを4つのパーツ、丁度、4名の異なる人のように考えることにしましょう。





【解説】

心が四つの構成、即ち視覚、聴覚、味覚、嗅覚の四感覚からなるとするのが、アダムスキー哲学の大きな特徴の一つです。本項ではそれを4人の異なる人物のように表現しています。つまりは各感覚自体が判断の意志を持つ存在としている訳です。

この状況について、かつてこのように考えたことがありました。つまり、私達は部屋の中央に座って居て、外界に関心があるのですが、4つの窓を通してしか外界を知ることが出来ない状況です。しかも各小窓自身が外界の情報を各々勝手に解釈して中央の本人に伝える為、本人は混乱するという図式です。

そもそも小窓から見える景色はその家を実際に取り囲む大自然に対してあまりにも限られた世界しか写しようが無いのですが、本人がその限界を自覚せず、ひたすら暗い部屋の中から、時々小窓から垣間見る景色に釘付けになっているというのかも知れません。

小窓に依存することなく、自我という囲いの壁を取り去れば、広大が風景が目の前に広がっていることが分かる中で、私達は固執した薄暗い暮らしを続けているのかも知れないのです。


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