ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第01課 段落033 [2012-02-20]

033 This could be called the development of the mind in intelligence. There is really nothing that you do that does not have the consciousness behind it. Your mind may change and modify an impression either for good or bad results, depending upon the mind's intelligence or how well it accepts the instructions. To produce good results the mind must have total faith in consciousness and permit itself to be guided by it.

033 これは知性における心の発達と呼んでもよいでしょう。あなたが成すことで背後に意識の無いものはありません。あなたの心は、その心の知性に依存して、あるいは意識の示唆を如何に良く聞き入れるかによって、良い結果となるにせよ悪い結果になるにせよ、印象を変化させ或いは修正するかも知れません。しかし、良い結果をもたらす為には、心は意識に全信頼を持ち、自らが意識によって導かれることを良しとしなければなりません。





【解説】

せっかく、意識からの印象が来ても心の理解力に問題があればそれは受けた印象を捻じ曲げてしまうことも多い訳で、いったい正しい印象とはどのように掴むのか等、印象を感じ取る訓練が必要です。その訓練が前項(032)で述べられた「創造的な仕事」を進める際の心の持ち方にあると本項で示唆されています。

つまり、心が未経験の新しい取組みを行う時、心は意識からやって来る印象を頼りに進める他はありません。その際に心は印象との係り方を学ぶということです。

もちろん、印象をどう取り扱うかは心次第であり、中には心が理解出来ないため放置したり、勝手な解釈を加えてしまうこともある訳です。しかし、その場合には良い結果は得られない訳ですから、心は次々に得る体験によって学び取ることが出来ることになります。

いずれにしても、日常、私達の生活の中で最もいけないことは惰性であり、習慣的な生活です。それに対し新しいことに挑戦する中でこのような意識からの印象(アドバイス)を求める心の姿勢を保ち、なおかつその応用体験を持つことが私達の心の発達にとって大変大事だということです。


第01課 段落032 [2012-02-17] <<  |  >> 第01課 段落034 [2012-02-21]