ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第01課 段落024 [2012-02-07]

024 So we will endeavor to understand the self by knowing the equipment we have to work with.

024 ですから、私達は私達が日々共に働かなくてはならない道具を知ることによって自分自身を理解するよう努力することにしましょう。





【解説】

趣味の話になってしまいますが、先日、35mmと85mmの2本のレンズを購入してしまいました。いずれもN社のF1.4の大口径の高級レンズに相当します。そのレンズで試し撮りをして驚いたのは、いずれも肉眼と同様、あるいはそれ以上に鮮明に撮れているのではないかと思われる程の写りであり、改めて最近の光学機器の性能の良さを実感した次第です。

このレンズやカメラボディーは人間の眼に相当します。今日のカメラはこのように優れた光学機器ですが、人体の眼と比べれば比較にならないほど、重くかさばるものに留まっています。同様に人体各部の機能は骨格から神経、筋肉、内臓にいたるまで、精緻に造られており、それらが一体となって全身を機能させている等、改めて考えると私達の考えも及ばない性能を発揮しています。

その性能は、日頃の訓練や成長の過程で増強される等、私達は等しく人体機能の恩恵を受けています。本項ではそれら天与の贈り物を私達自身が未だ十分に把握していない点を指摘しているのです。日頃、私達は様々なマイナス要因や悪習慣から人体にダメージを与え続けており、ある程度の年齢を越えると人体の老朽化が進みます。こうした中、いち早く各自に与えられた知覚機能や肉体機能の素晴らしさを探求して、自らその内なる美しさを発現する経路となることが重要だという訳です。


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