ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第01課 段落010 [2012-01-18]

010 So we not only are going to develop our minds with the help of consciousness, but also expand our conscious perception at the same time. And in this way we shall see the Creator face to face through the mind and the consciousness as they become one.

010 それゆえ、私達は意識の助けを受けて自らの心を発展させようとしているばかりでなく、同時に私達の意識的な知覚力を広げようとしているのです。そしてこのようにして、私達は一体となった心と意識を通して創造主を面と向って間近に見ることとなるのです。





【解説】

創造物という結果の世界を学ぶと同時に私達はその創造の奥義、即ち形ない状態からその形を得るに至った中で作用した大いなる意図の存在について幅広く気付くようになる必要があります。

私達の心はその日常的な暮らしの実態を見ても、他人に語れる程の価値はなく、好き嫌いや各種の欲望、そして怠惰を好むものです。唯一の救いはこれら心を自分自身の中にある意識と呼ばれる要素のアドバイスに従わせて、各自の体験学習を進めることにあります。

また、一方で、その各自の意識も拡げる必要があるのだと本項は述べています。つまりは芸術、文化、自然等、様々な分野に触れること、或いは様々な事物を知ることが役立つものと考えます。同乗記には何ヶ月に一度、他惑星人は旅行をすると記されています。自分の目で各地を訪れることも意識を拡げ、創造主の意図の偉大さを学ぶことにつながるものと思われます。

芭蕉も旅をしなかったら、それほど多くの名句を残せなかったのかも知れません。


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