ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第01課 段落009 [2012-01-17]

009 We must follow this same procedure of study in order to know nature and thus be able to free ourselves from the mysteries that have surrounded us and made us an entity separated from our creator. Then we shall come into an understanding of Cause and Effect. And our mental senses will perceive all forms and their purpose. And consciously we will understand the cause back of the manifestation.

009 私達が自然を知るためにはこれと同じ手順に従う必要がありますし、そうすることによって私達を取り囲み、私達を創造主から分離した存在にしていた諸神秘から私達自身を解放することが出来るようになるのです。そうなれば私達は原因と結果の理解に到達することでしょう。私達の心の感覚は全ての形有るものとそれらの目的について気付くようになるでしょう。そして意識的に私達は出現の背後にある原因を理解することになるのです。





【解説】

これまで記されていたように、丁度医師になろうとする場合のように、物事の分析と診断、更には全体との関わりを探求して行く中で私達は大きな成長を遂げるとしています。

これは私達自身を学ぶ姿勢でもある訳です。ここで本文に記されている「神秘」について考えたいと思います。

例えば「自分と他者との違いは何処から生まれるのか」「自分の想いがどのようにして相手に伝わるのか」「想念は何処から来るのか」「自分の起源は何処か」「自分の生命の終焉の時に何が起こるのか」「未来が予見できるとはどういうことか」「他の生物はどのようにして意思疎通を行っているのか」等々が思いつきます。これらの「神秘」がこの学習によって解明され、内容がよく理解できるということだと考えますし、そうなれば、楽しい「学び」でもあることが分かります。

とかく「神秘」は浮ついた心の興味本位から取り扱われますが、解明に当っては、先ずそのテーマに真面目に取り組む必要があります。いつまでも神秘のままにしておきたいのは、自我(エゴ)の隠れた願望かも知れませんが、これらを冷静に観察し、因の領域にまで見通す洞察力を育成することが重要な点ではないでしょうか。


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