ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第01課 段落007 [2012-01-13]

007 When one studies to become a doctor he does not study just a man's eyes or nose, but he studies every intricate part of the body. This includes every nerve, muscle, etc., and their purpose or function.

007 人が医者になるために学習している時、人の目や鼻のみを研究することはせず、肉体のあらゆる入り組んだ部分をも学びます。これにはあらゆる神経、筋肉等、及びそれらの目的や機能についても含まれます。





【解説】

本項については、この「生命の科学」学習の最初に、何故、医師の話が掲載されているのか、考えて見る必要があると思います。想念や祈り、或いは行動のあり方といったテーマではなく、生物体、とりわけ人間についての問題を修復し更生させる職業人である医師になろうとする場合について、著者は敢えて意図を持って記述しているのではないでしょうか。

生命の研究対象として何が最も相応しいかと言えば、私達人間であり、またそれも他人ではなく私達自身が最適の研究対象です。最も身近であり、物理手法では捉え切れない心の動きや意思の内容等、自分自身の反応を併せて研究できる等、生命を探求する上では格好の材料と言えるでしょう。

私達はとかく日常をこれら探求とは関わりのない習慣的な暮らしを送っていますが、著者は「汝自身を知れ」の言葉があるように、医師のような冷静で科学的な分析思考で物質面、精神面ともに自分自身に起こっている様々な活動全体を研究せよと言っているように思えます。


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