ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第20章 段落230 [2011-12-02]

230 Appearances! what imps of deception they are!

230 外見! それらは何という騙しの小悪魔でしょう。





【解説】

聖書には弟子達に向かってイエスが自分を誰だと思うかと問うた時、ペテロだけが「キリストです」と答えてイエスから祝福されたとあります。それはペテロがイエスという肉体の内面にある本質を見抜くことが出来たことをイエスが喜んだことを伝えています。

また同様に聖書には、イエスの復活後の場面で、イエスが弟子達の前に現れても、弟子達はイエスに気付かず、しきりに十字架の痕跡を見せるようイエスに懇願する場面が記述されています。つまりは、この場合は一見別人のような姿に復活したイエスを弟子達は見抜くことが出来なかったことを伝えているのです。

私達はその認識の大部分を視覚から、即ち外見から下している為、そのものの内側の存在や価値に気が付いていないという訳です。内側の因に繋がる本質と、外側に表現された結果をバランス良く観ていないということが最大の問題点だとう訳です。

また、注目すべきことは、本講座の「むすび」に何故、著者は改めて宇宙兄弟達(スペースブラザーズ)との出会いについて記述したかを私達は考える必要があることです。そのことについては全くの私見ですが、私は講座を学ぶ人達には、究極の姿として、これら宇宙の友人達とのコンタクトし、彼らから引き続き多くを学んで欲しいと著者自身が望んでいたからではないかと考えています。

各自の次なる飛躍の為にそのようなステップが用意されているのかも知れません。


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