ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第20章 段落228 [2011-11-30]

228 Those who have accepted the reality of visitors from other planets are most desirous to meet these people and wonder how they can tell the real ones from the imposters.

228 他の惑星からの訪問者達の現実性を受け入れて来た人達は、これらの人々にとても逢いたいと願っていますし、どのように本物を偽物から区別できるか思い巡らせています。





【解説】

昔から人々はコンタクトマン(宇宙人と交流を持つ人)や宇宙からの訪問者に憧れ、容易にその偽物を信じた結果、多くの人達が苦い経験をして来ました。まして社会情勢や地球環境が荒廃して来ると、不安感が掻き立てられ、わずかな真理の断片を見せられただけで、残念ながら多くの人は容易に偽預言者の餌食になってしまうのです。

しかし、私達は世の中に出回っている偽物をしっかり見抜く力を身に付ける必要があります。如何に高尚なことを述べていても、ちょっとして所作で、その人物の本質が見えてしまうことも多いものです。もちろん、私達は洞察力やテレパシー能力が必要ですが、そのような高度は能力を用いずとも、人格としてのその人物を見れば、良し悪しは十分わかる筈です。

アダムスキー氏の協力者であった故エマ・マーチネリ女史から生前伺った話では、ある宇宙人は普通の電気店を営んでおり、時々エマを尋ねて来たとのことです。「アイスボックス・チャーリー」とあだ名で呼ばれていたその男性は、特にエマの前では自分が宇宙人とは名乗らないものの、アダムスキー氏からはブラザーズの一人だとエマには打ち明けられていました。時に彼はエマにクイズを出し、エマの洞察力を試したそうです。残されたエピソードからは、陽気な青年のように思われました。

本講座を学ぶ私達は、これらの宇宙人と出会う場面もあるかと思いますが、大事なことは私達が如何に相手の正体に気付くかであり、その為の感受性を維持しながら、日常生活を送る必要があるということです。


第20章 段落227 [2011-11-29] <<  |  >> 第20章 段落229 [2011-12-01]