ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第19章 段落225 [2011-11-25]

225 On the following day this promise was fulfilled. It was an experience that I shall never forget and proof positive that we never die.

225 翌日、この約束は果たされました。それは私が決して忘れることのない体験であり、私達が決して死ぬことはないという強い証でした。





【解説】

かつてイエスが身をもって教えていたことが、20世紀になって再びアダムスキー氏の体験を通じて、地求人に与えられたということです。この間の出来事は、アダムスキー氏の「金星旅行記」に記載があるとおりです。

かつての夫婦が転生後、どのような関係になるか等、その再会時のストーリーは興味深いものがありますが、大事なことは一人一人が自らの進化の道を歩んでいるということでしょう。かつては生活を共にして互いに学ぶべきものを身に付けた後は、各々新しい人生を歩むという訳です。

さて、「宇宙哲学」の実質的な最終段階にあって、人間の転生、復活について著者は自らの実例を初めて示しながら、読者に確信を与えようとしています。生命の永続性を理解していないのは地球人だけなのかも知れません。肉体という結果のみに注目していれば、死というものに囚われることも分かります。しかし、一般に人間以外の生物の最期は、日常的な捕食関係もあり、極めて穏やかなように思います。身内の死に当って多くを悲しまないのも、生命の連続性を知っているからではないかと思っているところです。

私達は一生の間で全てを達成することは出来ませんが、その永続する人生の中で、いつの日かイエスに期待される存在になることが出来るように思います。そういう意味でも、本項で言う転生の事例は大変意義深いものがあります。


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