ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第19章 段落224 [2011-11-24]

224 "Tomorrow you will be privileged to meet the one that you have known as your earthly wife. She is now a young woman living on Venus. She will not recognize you as her husband, but rather as a Cosmic brother. Neither will she wish to be reminded of her life upon earth, for her present life is free from the bondage of self and self interests."

224 「明日、貴方は貴方の地球での奥様であった方にお会いすることが許されるでしょう。彼女は今、金星で少女として生きています。彼女は貴方を夫としてではなく、宇宙的な兄妹の一人として受け止めることでしょう。また彼女は地球上での自分の人生を思い出したいとも思わないでしょう。何故なら、彼女の現在の生活は自己や自己の興味による束縛から自由になっているからです。」





【解説】

本講座のまとめに臨んで、著者アダムスキー氏が私達に伝えたのは、人間の真の生命の継続性についての例示です。もともと「生命の科学」をはじめ、一連の学習書には学習者が自ら悟ることを重視しており、敢えて証拠というようなものが示されていなかったように思われます。言い換えれば、何か一つ証拠を示せば、人々の関心はもっぱらその証拠の分析に集中してしまい、本質的なテーマへの関心は薄れてしまうからです。

しかし、講座の最期にあたって、唯一、具体的な事例が明らかにされていることになります。その理由は古来から転生については様々な概念が万延しており、正しい情報を明らかにしておく必要があったからと考えます。つまり、霊界等の別世界が存在する等の誤った概念を一掃する為にも、実例紹介が必要であった訳です。前項(223)同様、死後、瞬間の転生があること、更には転生には空間を越えて他惑星にも及ぶことなど、本事例の示す意味が大きいと言えます。


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