ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第19章 段落223 [2011-11-22]

223 Firkon continued, "As we have told you before, your book of records that you call the Holy Bible, contains these laws that we tell you of, for did not Jesus the Christ say to the thief on the cross beside His, 'Verily I say unto thee, Today shalt thou be with me in paradise.'? * (Luke 23:43). Therein expressing immediate rebirth.

223 ファーコンは続けた。「私達が以前、貴方にお話したように、あなた方が聖書と呼ぶ記録の書には、私達が今お話しているこれらの法則が記述されています。何故なら、イエス・キリストは傍らの盗人に向かって『まさに私は汝に言っておく。本日、汝は私とともにパラダイスに居るだろう(ルカ23:43)』と言ったではありませんか。その言葉の中には即座の復活が表されているのです。」





【解説】

今、まさに磔の苦しみの中にあっても、イエスには傍らの囚人に死後速やかな再生があり、その者の転生先がイエスと同じ天国のような惑星になることが分かっていたということです。痛みや苦しみはこの地上の肉体に帰属するもので、その人の本質部分である魂とは関わりの無い要素であるということでしょう。

もちろん、各自の人生はその次も恵まれた地に用意されるからといって、今期を粗末にして良いという訳ではありません。様々な事情により、今回の人生ではその意図が成就しなかったり、地上の社会では理解されなかったりして、十分な評価を受けなかったとしても、転生の際に問題となるのは、地上の評価でなく魂のレベルの評価ということでしょう。即ち、聖書の例のようにたとえ罪を犯したとしても、十分改心を遂げ、魂が純粋に昇華した者は、次のステップの環境に暮らせるようになるという訳です。

しかし、何と言っても今の人生こそ、各自が期待され、与えられたチャンスであり、自分自身と同時に周囲の人達にも好影響を与えることが臨まれています。十分自己の役割を果たすことが出来れば、次なる人生にも道は繋がって来ることに留意したいものです。


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