ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第18章 段落205 [2011-10-25]

205 This civilization was called the Triterian race and from the memory of those people rose the Triton God of the early Greeks. This Grecian god was pictured as half man and half fish, symbolically corresponding with the cosmic record which speaks of the Triterions as the "people of the waves." They were not, of course, half man and half fish but they were the masters of both the waters and the earth.

205 この文明はトリテリア族と呼ばれ、これらの人々への思い出から、初期ギリシャのトリトン神が起こりました。このギリシャの神は半人半魚として描かれ、トリテリア人達を「波の人々」と称する宇宙的記憶に対応しています。彼らはもちろん半人半魚ではなく、水と大地の両方の支配者であったのです。







【解説】

レムリアとアトランティスも結局は所期の道筋から大幅に離れた方向に進んでしまい、文明を継続させることは出来ませんでした。また、今の文明も過去には二度の地球規模の戦争や原子力兵器の使用等の為、崩壊寸前になったことがあるとされています。また、映画「13days」に描かれるように、実際のキューバ危機(1962年)には米ソの核戦争の間際までの状況になったところ、宇宙兄弟達の尽力があって、戦争が避けられた等、その実態は甚だ危ういものと言うべきでしょう。

しかし、地球上で所期の学習レベルを達成し、揺るぎない進化を遂げた人達がいたということは私達にとって、救いでもあります。また、このことは文明を構成する全ての人間が実はグループ集団として取り扱われることを意味しています。つまり、一人一人が優秀で他の惑星に進化を遂げるにしても、大事なのはグループ全体の動向です。文明が滅んでしまっては元も子もないからです。継続して後から来る者達の場を提供することが重要です。丁度、野生動物にとって群れの存在が重要であるのと同様に、多くの者を受け入れる場所が大切だということでしょう。

本項の場合、トリテリア族がその後、地上を去ったということは、他惑星人達の援助を受けて、全員、別の惑星に移ったことが想定されますし、必要に応じて支援が与えられることをも示唆しています。


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