ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第18章 段落198 [2011-10-14]

198 They were a very industrious and active people, highly sensitive and intuitive. They were able to converse with each other through a form of mental telepathy and their actions were mainly guided by the greater intelligence of their being so they were able to obtain marvelous results. They were highly advanced in the science of the cosmos and through their understanding of the laws of action they had a remarkable control over the elements of the earth.

198 彼らはとても勤勉、活発で、高度な感受性を持ち、直観力がある人々でした。彼らは精神的テレパシーの形態を通じて互いに会話することが出来、彼らの行動は彼ら自身の存在のより大いなる知性によってもっぱら導かれていたために、彼らは驚くべき結果を得ることが出来ました。彼らは宇宙の科学において高度に進歩しており、活動の法則の理解を通じて、地球の各元素に対する驚くべきほどの統制を行っていました。





【解説】

本項で書かれているレムリアについての内容は、太陽系の歴史にもかかわる大きな出来事であり、アカシックレコードはもとより、他惑星によって実資料としても記録されているものと思われます。これら知見についての出典もこれまでの他の能力者達のリーディングに由来するような不確かなものではなく、しっかりした記録に基づいているものと思います。

文字通り、レムリアの黄金時代の様子が述べられていますが、注目したいのは広大な大陸全般にわたって高い精神文化とそれに調和した物質文明があったということです。よく、一部の秀でた人々の能力、優れた精神的指導者の逸話については、現文明も引けを取らない部分があるかと思いますが、社会全体としてこのような高いレベルにあったことは大変重要です。そもそも私達の努力の目標がそこにある筈で、一たびそれを達成するやその文明は以後、安定的に発展することでしょう。社会における格差の解消、貧困の撲滅、倫理観の醸成は私達最大の目標です。

身近な例で言えば、かつて日本においては、戸締りをしなくても安全な暮らしが当たり前でしたが、西欧社会からは特異に見られたと伝えられています。アメリカインディアンをはじめ、環太平洋に分布する人々の心情の中には、これら太古のレムリアの気性が受け継がれているのかも知れません。


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