ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第18章 段落197 [2011-10-13]

197 The Lemurians were of the brown race and their average height was about five feet three inches, while here and there a giant would appear. The Alaskans of today resemble them more closely than any other race.

197 レムリア人は褐色人種で、彼らの平均身長は5フィート3インチ(訳注:160cm)である一方、そこここに大柄な人物も現れました。今日のアラスカ人が他の如何なる人種よりも似ています。



【解説】

本項で言うアラスカ人とはエスキモー、或いはイヌイットと呼ばれる人々を指すものと思われますが、いずれにしても太古のレムリアには褐色の多少、小柄な民が住んでいたということになります。元来、同一惑星上に多様な人種が発生すること自体、不可解なことですが、同乗記にもあるように、地球は更生施設として様々な惑星から問題児が送り込まれた事情に原因があるように思います。

アラスカといえば、機会があり一昨年オーロラの写真を撮りにフェアバンクスを訪れたことがあり、その中でアラスカ大学の付属博物館を見学したことがありました。その中で驚いたのは、マンモスは温暖な草原や森に暮らしていたという説明パネルが展示されていたことです。日本ではシベリアの凍土からマンモスの氷漬けが見つかったというニュースを聞いたことがありますが、実は、当時、急激な気候の変化があり、絶滅したことが分かりました。

レムリアが太平洋に沈んだ時、多くの人々が周辺の陸地に逃れたものと思われますが、日本人のルーツもそこに起源がある可能性もあるでしょう。「豊葦原に秋津(トンボ)が舞う」地に新しい国作りを求めたのかも知れません。


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