ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第18章 段落195 [2011-10-11]

195 Out of the Book of Memory, which the scriptures tell you shall be opened unto all, we have read the story of Lemuria, that mysterious land which sank beneath the dark waters of the Pacific Ocean.

195 聖書が言う全ての者に開かれるとされる記憶の書から、私達は太平洋の暗い水の下に沈んだ神秘の大陸、レムリアの物語について読んだことがあります。





【解説】

レムリアについては、その位置関係からも日本と当然関わりがあるものと思われますが、残念ながら本章ではレムリアと古代日本とのつながりは述べられておりません。

一方で、現代文明の存続について、足元が揺らいでいることも確かでしょう。そもそも1952年のデザートセンターでのアダムスキー氏のコンタクト自体が、今となれば来るべき地球の変化の時代に備えたものであったと解釈できる状況に至っているように思われます。

こうした中で私達は、実は太古の文明がどのようにしてその存続が失われたのか、宇宙の記憶を辿る中で知ることが出来るとされています。宇宙における記憶が何処に存在しているかは不明ですが、少なからず私達各自がそこに到達出来る能力が備わっていることは確かです。深く心を鎮めて、宇宙における時の流れを遡ることで、これらがどのような経過を辿ったかをいつか知ることが出来るものと思われます。過ぎてしまった事象は現実であった以上、様々な所に記憶の痕跡を残しているものです。

このような人間の知覚力を高めて行く学習を続ける中では、印象・想念に鋭敏になることはもちろん、宇宙に刻み付けられた光景や想念を感じ取る能力も高められるということになります。


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