ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第15章 段落175 [2011-09-05]

175 The Great Ones who have performed so-called miracles in the controlling of elements could not have done those things if they had not understood the language of feeling and realized that every living thing also possessed the same awareness. Intuition in man, instinct in animal, affinity and attraction of atoms in matter are all evidence of the cosmic language. Every smallest frequency in the whole system is a word spoken by the voice of consciousness and when man has alerted his mortal sense mind to the place where it becomes aware of even the slightest motion of energy he will have torn away the veil of mystery that separates himself from the Cosmic Halls of Wisdom.

175 元素群を制御する中でいわゆる奇跡を演じた偉大なる者達は、もしフィーリングの言葉を理解せず、あらゆる生けるものもまた同じ知覚を有していることを自覚していなければ、そのようなことを成し遂げられはしなかったでしょう。人間における直観、動物における本能、物質における原子の親和性と引力は全て宇宙的な言語の存在の証です。全体体系の個々の最小の周波数は意識の声によって語られた言葉であり、人が自らの死すべき感覚心をほんのわずかな動きのエネルギーにも気付ける場所に注意を喚起する時、人は自分自身を宇宙的な智恵の感覚から切り離して来た神秘のベールを引き裂いていることでしょう。





【解説】

本項は世の中に能力者が起こすいわゆる奇跡というものがどのようにして生まれるのか、その秘密を明かしています。一般には奇跡は神の御業として尊ばれ、成し遂げた本人は聖人や能力者としてこれまで、人々の崇拝の対象となって来ました。

それら能力がどのようにして生まれたのかについて語った例は、本講座以外に私は知りません。

著者は実は私達でも、意識の声に着目し、元素群と同じ感覚になれれば驚くべき程の成果を上げることが出来るとしているのです。私達一人一人にとって何故、この学習が必要なのかを本項は明確に語っています。


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