ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第15章 段落168 [2011-08-25]

168 Why is one very joyful in the springtime and vibrant with life? Why does the feeling of quiet releasement come with the fall of the year? Because nature speaks the cosmic language and man, though he realizes it or not, understands that language and is affected by it.

168 何故、春に人はとても楽しく生気に溢れるのでしょう。何故、秋とともに、落ち着いた解放感がやって来るのでしょうか。それは自然がその宇宙的言語を語っており、人は認識するしないにかかわらず、その言語を理解し、それに影響を受けているからです。





【解説】

実は私達は知らず知らずの内に大自然の語る言葉、示唆する内容に反応しているという訳です。心が理解しなくても、心とは別の部分がこれら大自然から発せられる印象に応答し、それに従っているということが大切なところです。

私達は、自然と対面する時、外観だけ、つまりは肉眼で見える範囲、或いは耳で聞こえる範囲だけで判断しがちでしたが、それらを超えて更に高いレベルでの流れる印象にこそ鋭敏であらねばならないということでしょう。

多くの自然界の生きものは今後来る気象の変化も鋭敏に感じ取って準備を進めているように思います。例えばカマキリの親は冬に卵が雪に埋もれないよう、高い所に卵を産み付けるとか、あるいは災害に逢って沈没する前には船から多くのねずみが船から逃げ出す等、多くの事例があるのではないかと思っています。

自然が語る言葉を理解しようと努めることは、いつかご自身にもこれら野生生物の予知能力が育つことにも繋がるものと思っております。


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