ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第14章 段落152 [2011-08-01]

152 Relaxation should be used as a process of reestablishing harmonious, non-resistant action; the true way of expressing those words of the Christ, "Not my will but Thy Will be done."

152 リラクセイションは調和ある無抵抗の行動を再構築する過程として用いられるべきです。その道はキリストの言葉、「私の意志が行われるのではなく、汝の意志が行われるのだ」が表す、真の道です。





【解説】

さて、本項では著者は自我を没入させる行動は、自我の力を誇示する為ではなく、本来の調和的で宇宙源泉からの生命活動を抵抗なく流れ込ませる過程として、活用すべきだと言っています。

私達には元来、未活用のままスタンバイしている生命活力が各自にある訳で、それが自我の抵抗から言わば堰き止められている訳ですが、その抵抗が無くなれば、自ずと流れ込むことになります。

前項では、自己催眠について警告して来た所ですが、他方、自らの意志により、自我の抵抗態度を取り払い、自ら進んで宇宙の生命活力を受け入れるという自発的献身態度の中では、リラクセイションとして価値ある行動になるという訳です。本項に言うキリストの言葉とは、「その選択はあなた自身が行ったもの」「その行為の成果はあなたのものだ」と言われているように思います。


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