ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第12章 段落133 [2011-07-04]

133 The everlasting spark of life which allows man to express as a form is never separated from Cosmic Cause; when man controls his mortal sense mind to think beyond apparent effects he begins to understand the purpose of life and gain a margin of emotional balance.

133 人を形あるものとして表現させる生命の永続する輝きは、決して宇宙的因から離れることはありません。人が自らの死すべき感覚心をコントロールして外観上の結果物の背後を考えさせる時、人は生命の目的を学びはじめ、感情のバランスの余裕を掴みはじめます。





【解説】

因とはどのようなものかを理解しようとする時、役立つのが冒頭の言葉です。即ち、私達はとかく因とは音も無く、姿も見えない為、静かな存在だと思って来ましたが、それが実は誤りであることが本文から分かります。文中にあるように因は私達の身体を維持させている生命のほとばしる程の力であると明示されているからです。

私達の感覚からは把握できませんが、因は生命体が生命を体現させている大変活動的なものであることに気付かねばなりません。その生命への探求が進む中で、各生命の存在目的を学ぶことが出来るとしており、その意義が分かれば、もはやこれまでの各個人の感情の相違等の問題はとるに足らないものとなり、余計な争いは消滅すると言っているのです。私達自身の生きる目的、創造主から期待されている役割を果たすことが、創造主から環境を与えられた私達の義務でもある訳です。


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