ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第11章 段落124 [2011-06-21]

124 It is man's duty to be a happy child in his Father's house, and to do this he will have to be aware of the house. He must be aware that he is now in the heaven that he is seeking to enter and that within his form of self is the ever present all-inclusive intelligence.

124 自らの父の家の中で幸せな子供になることは人の義務であり、それを為すためには、人はその家の存在に気付かねばなりません。人は自分が現在、入りたいと求めてきた天国の中に居ること、また自身の形あるものの内側に全てを包含する永続する英知があることを気付かねばなりません。





【解説】

私達は創造主から愛されている存在であることに、まず気付く必要があります。恵まれた存在であり、必要な全てが既に与えられているという訳です。しかし、いくら創造主が息子のことを思って支援を続けていても、肝心な息子達はそのことに気付かぬまま自分達の概念の中に留まっています。

日々、生きているありがたさ、毎日安らかに眠り、翌朝爽やかに目覚めて一日を働くことが出来る喜びは当たり前のようですが、病に倒れた後はそのありがたさが良く分かるものです。私達の普段の生活の中に創造主の御手の計らいが満ちていることに、まずは感謝したいものです。

これまで本章では、再びの誕生について学んで来ましたが、それにあたって必要なことは、私達の従来の生活はそのままに、丁度蝶の成虫への脱皮のように、新しい自分、新しい概念の中で生きようとする一大決心が必要だということでしょう。

これまで、自分の肉体の内側に心があることは承知して来ましたが、本項ではそれと同時に宇宙までも包含する英知が合わせて存在することを指摘しています。即ち、再びの誕生に必要な条件は全て整っており、後は各自の脱皮の行動だけだという訳です。


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