ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第11章 段落119 [2011-06-14]

11 TO BE BORN AGAIN

119 "Verily, verily, I say unto you, except a man be born again he cannot see the kingdom of God." (John 3:3)



第11章 再び生まれるために

119 「まことに、まことに私は貴方に言って置きます。人は再び生まれなければ、神の王国を見ることは出来ません」(ヨハネ3:3)





【解説】

イエスはニコデモに対して、人間は再び生まれなければ因の世界を見ることが出来ないと言ったとヨハネ伝は伝えています。一説に、アダムスキー氏はこれを伝えた使徒ヨハネであったとも伝えられていますが、イエスの身近な言動の持つ意味を2000年後の今日の宇宙哲学として伝えなおしている点は、地球人にとって進歩の道は長いものだと感じさせます。

人の誕生はいわば、因の世界から結果物である物質の世界に生まれ落ちることですが、本項ではその後、再び因の世界に覚醒しなければ、即ち再び生まれ出なければ因を理解することは出来ないと言っています。しかし、これは一度に起こる訳ではなく、前項(118)にあるように、長い時間を掛けて次第に覚醒が進むということです。ある程度以上の理解が進んだ段階で、目覚めが起こるのかも知れません。そのような因の世界を自覚し、覚醒することが必要だという訳です。


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