ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第09章 段落107 [2011-05-27]

107 Through our life on earth we have learned a great deal; how much more we shall learn as we venture into the realms of Cause. We shall know much more beauty than we have known in the world of effects. Our admittance to such knowledge is not difficult - just one step can prove itself the key that will unlock the chambers heretofore unknown to us. "There is nothing," we have been told, "that shall not be revealed." To the vision of the brave in heart no truth can be concealed. One single sacrifice - the releasement of old thought habits, may bring rewards far greater than you have ever dreamed

107 地球上における私達の生活を通じて、私達は多くを学んで来ました。私達が因の領域に足を踏み入れれば、更にどれほど多くを学ぶこととなるでしょう。私達の結果の世界で私達が知って来たよりも更に大きい写しさを知ることになるのです。このような知識に対する私達の入場の権利は難しいものではありません。ただ一歩の踏み込みが、私達にこれまで知られていなかった特別室を開けるカギであったことを明かします。「明かされないものはない」と私達は教えられて来ました。心の勇敢な者の視野には如何なる真理も隠されていることは出来ません。ただ一つの犠牲、古い思考習慣の解放は、貴方が夢見たこと以上に大きな報酬をもたらすことでしょう。





【解説】

因の領域は現象世界より、はるかに美しいと解説しています。そしてその領域に入る為には、一歩を踏み込むだけの勇気でよいとしていることに注目したいものです。既存の4感覚では所詮、把握出来る範囲は限られますし、一度現象界に出たものは、時の流れの中で劣化は避けられないという訳です。

これに対して、因の領域は常に新たな結果を生み出している訳ですから、そこには常に新鮮な生命の息吹が湧き出しているということでしょう。創造の源泉に触れない限り、永遠の生命について理解は出来ないということでしょう。森羅万象、静止するものは何一つとしてなく、一見静置しているように見える地表や地下深くの鉱物も、時折の地震で分かるように活動しており、何よりも地球自体が宇宙空間を高速度で滑空していることを考えれば、静置していると見ているのは限られた視野しか持たない立場の感覚人の幻想であることが分かります。


第09章 段落106 [2011-05-26] <<  |  >> 第10章 段落108 [2011-05-30]