ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第08章 段落098 [2011-05-16]

098 Science has now proven that the so-called fifth sense should not be classed with the other four.

098 科学は今や、いわゆる第5番目の感覚は他の4感覚と同類に見なすべきではないことを証明しているのです。





【解説】

私達にとっての当面の課題は、この4感覚を監視し、それらを因や他の諸々の要素と調和させることにあります。著者は何故、このように「4感覚」に注目を集めようとしているのでしょうか。それは所詮、人間と外界との交流は自我というべき「家」にある4つの窓を通じてなされると考えられるからです。その4つの窓が曇りなく、また自身の好き嫌いの判断を加えることなく、ありのままの情報を主(自我)に伝えることが当面の目標です。

人が長年生きた中では、必ずしも感覚の統制だけでは十分と言えないでしょうが、人間が生まれ変わって赤子として新しい人生を歩む時、心が未発達であれば、記憶を運ぶことが出来ず、まっさらな状態からスタートする訳で、その場合は想念を直接感受するよりもこれら4感覚を通じてほとんどの情報を得ることになり、その取扱いが重要となる訳です。私達が他惑星人のようなレベルに達するまでは、もっぱら既存感覚の統制を行う必要があるということでしょう。


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