ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第08章 段落095 [2011-05-11]

095 Feeling is a state of alertness - when expressed impersonally it is conscious awareness of conscious consciousness.

095 触覚は警戒の状態であり、非個人的に表現された場合、それは意識的意識に対する意識的な気付きとなります。





【解説】

これまで触覚(Feeling、フィーリング)は4感覚の機能を支え、人体の生命活動を指揮する重要なものだと説明して来ました。本項ではその触覚の機能は、宇宙的生命力とも言うべき意識(Consciousness)に対しても感受出来る機能を持っていると明言しています。

全身くまなく分布している神経網の各触覚受容器は、圧力や温度という要素を感知し、頭脳にその信号を送る監視員の役割のみならず、宇宙からの印象等、諸々の想念波動についてもキャッチ出来ることも、本文の言及の範囲かと考えます。

このような触覚を自我への関心でなく、非個人的な姿勢で解放することによって、触覚は宇宙の意識の存在にも気付き、交流することが出来るという訳です。触覚はこのように生命活動に深く係る機能を有している訳で、私達は触覚を中心に据えて、その触覚から得た印象に従った生活を日々送ることが重要です。雨季を迎えてカタツムリの生き方にも学ぶところは多いようです。


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