ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第06章 段落078 [2011-04-12]

078 Remember, mind has the possibilities of expansion. Matter, again, is in the process of evolution; so neither mind nor matter is all in all.

078 覚えておいて欲しいことは、心は拡張の可能性を持っていることです。物質もまた進化の過程にあることです。ですから、心も物質も全て現状のままではないのです。





【解説】

各人の心がそれぞれ拡張し、意識からの印象がより多く流れることによって、物質もより早く進化を遂げることになります。自分が進化のどのレベルにあるかは、心に浮かぶ宇宙的な印象の数を見れば良いものと思われます。例えば、印象によって近未来に起こる事象を予知したり、知らず知らずの内に準備をしていたり等、自分だけが知り、納得出来る体験も増えて来るものと思われます。

一方、物質界においても進化の足跡を確かめることが出来ます。化石は太古の生き物達の姿を今日に伝えるものです。かつての恐竜の棲む時代から今日まで多くの生物種が入れ替わって来ましたが、それらの時代に比べれば、今日の地球ははるかに穏やかな生き物達に移り変わっており、これも進化の歩みと言えます。また、個人としてもその人の人相は内面を写すものである以上、年齢を重ねるにつれて現れる各自の顔付きも、それぞれの「進化」を反映したものです。

まして進化した他惑星にあっては、その心に呼応した物質の精緻さが進み、全てが高品位な存在として輝いていることは容易に想像出来ます。


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