ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第06章 段落072 [2011-04-04]

072 Science has done much in proving many things which the majority of the people of the world previously refused to accept. It has proven, for instance, that all forms are made up of cells which are composed of the same elements as the earth, air and water. It has revealed the fact that the human body is no different in composition than any other form in the mineral, vegetable, or animal kingdom. These cells or atoms of matter possess a certain amount of intelligence and are actually little entities not unlike the human being, but the world has not easily accepted the belief that a particle too small to be seen without the aid of a microscope can be the possessor of a mind, or intelligence. Science has now brought forth the proof of this. It speaks of living and disintegrating atoms of matter, and in working with these tiny cells it has learned to release a form of energy from the atom which is seen as a ray of light. One professor of science has spoken of this as the soul of the atom, which certainly implies intelligence.

072 科学はかつては世の中の大多数の人々が受け入れを拒絶した多くの物事を立証して来ました。科学は例えば全ての形あるものが、地面と空気、水と同じ元素からなる細胞から成り立っていることを証明しました。それは人体が鉱物や植物あるいは動物の王国における他の形あるものと組成において何らの違いが無いという事実を明らかにしたのです。これらの細胞や物質の原子は幾分かの知性を持ち、実際には人間とさほど違いが無い小さい実体なのですが、世間は顕微鏡の助け無しには小さすぎて目に見えない粒子が心や知性の所有者であり得るとの確信を受け入れることが出来ないでいます。しかし、科学はこの証拠を提出しています。科学は物質の原子の生存と分解の状態について語っており、これら微細な細胞について研究する中で、これら細胞が光線として見られるような原子からのエネルギーを放出することを学んで来ました。科学のある教授はこのことを、原子の魂ど表現しましたが、それは確かに知性を暗示させるものです。





【解説】

以前、ウエイン・ダイヤー氏の講演CDの中で、私達の血液中の鉄分の由来について語っていたことを思い出しました。血液中のヘモグロビンの中の鉄は、地球の鉱物が由来であり、私達が亡くなった後も地球に留まる訳で、私達の肉体の各成分は皆、地球上の元素から作られているのです。

しかし、私達は人間が何か特別なもののように感じ、特別扱いをして来たように思います。それはある意味、全創造物の最高位にあるものとしては当然なのですが、本質的には私達は他の者達と同様、同じ母なる大地から等しく生まれ出ているのです。

その上で私達の細胞を構成する諸々の原子が各々長い年月の体験を蓄え、英知を持つものであるとすれば、私達は只、それらの原子から教えを受けるべきでしょう。宇宙開闢以来の知識を持つ原子を自分の最も近い教師として受け入れることが出来れば、素晴らしいことです。


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