065 Everything from the mineral to the Cause kingdom is changed, moment by moment, by the everlasting activity of consciousness. It is the avenue of progress; the stream of life ladened with ideas which drop into the consciousness of mortal man with great rapidity and which may be used or discarded, depending upon the understanding of the individual. Consciousness speaks the language of the Soul, for it is the Soul. This Cosmic language is soundless, yet it roars with a voice of thunder, reverberating with a tremendous force upon the mortal form, producing a state of awareness as to the ideas that lie within him - ideas which only he himself knows unless he expresses them in words, and which even then may not be understood by another.
065 鉱物から因の王国に至るあらゆるものは永続する意識の活動により、刻々と変化します。それは進歩の大道であり、大速力で死すべき人間の意識に降り下るアイデアを積み込んだ生命の流れであり、各自の理解力により、活用されるか或いは捨て去られるかになります。意識は魂の言葉を話します。何故ならそれは魂であるからです。この宇宙的言葉は無音ですが、雷ほどの声で叫び、死すべき形あるものにすさまじい勢いで響かせ、人の内側にあるアイデアにいての知覚状態を作り出します。そのアイデアは言葉に表現しない限り、その者のみが知り、言葉に表現したとしてもその時、他の者には理解されないものです。
【解説】
私達はここで無言の意識の語らいは、実は私達の想像を超える力強いものであることを記憶しなければなりません。
聴覚に障害のある人は数多くおられますが、丁度、健常者も、こと意識に対しては、同様の状況だという訳です。
意識の叫びが耳元で大きく響いて、ようやくかすかにその内容をアイデアとして認識するという具合です。しかし、その意識の力は宇宙全体を動かす程、絶大である為、あらゆるものがその働きかけに従って活動しているのです。聖書では聖霊と呼ばれる究極の力なのですが、私達はその力を借りて、自分の進歩に積極的に生かして行く必要があります。そうする中で各自が本来の進歩を遂げることになる訳で、「無常」という言葉の本来の意味は、意識に従えば各自否応無く進歩の大道をひた走ることになり、留まることはないという積極的、建設的な意味合いであることが分かります。先日(2011年3月12日)、諸用があり、千葉南房総に行きましたが、地震の影響で人気の無い海岸は晴れ渡った空の下、津波など無かったかのような青く澄んだ平穏な海が広がっており、いつものように鳥も行きかっていました。美しい海の景色を見て、全体としては先の地震はほんの一時の出来事であり、大勢は平安そのものであることに気付いた次第です。
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