ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第04章 段落055 [2011-03-07]

055 Perception includes not only recognition but also comprehension. We cannot fail to recognize the fact that we are sons of the Cosmic Father Principle and heirs to all there is, but how many are there in this world who have actually perceived what that sonship means? Lack of perception leads always to a lack of confidence which prevents man going forward into greater accomplishment. The man who fails to understand his relationship with the whole is but a wanderer having no purpose in life.

055 知覚には認識のみでなく、理解も含まれています。私達は自分達が因なる父の息子達であり、存在する全ての相続人であることを忘れてはいけませんが、この世の中にはどれだけの人がこの息子の地位が何を意味するかを知覚しているのでしょうか。知覚の不足は確信の不足に繋がるものであり、それは人がより大いなる達成に前進することを妨げるものです。全体との自身の関連性を理解出来ない人間は人生に何の目的を持たない放浪者でしかありません。





【解説】

重要なのは宇宙全体における私達各人の役割についての理解です。前項にもありましたように感知(Conception)状態では現実の結果の世界にはあまり効力が無い一方、それらを各自の感覚心が把握すること(Perception)によって初めて理解が拡がるという訳です。

また、その理解の中で私達一人一人が父なる神の子であることが理解されれば、私達の進歩は急速に進展すると明言されています。様々な物事が良い方向に変化し、生き生きとした生活を送れるようになることは、「類は類を呼ぶ」ことからも頷けます。その姿は自然界における動植物達とも似ていることでしょう。また、私達全てが創造主の息子、万物の跡継ぎとして、本来、大切に取り扱われていることにも気付く筈です。


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