ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第03章 段落051 [2011-03-01]

051 There is no greater law than that of conscious action, for upon it rests continuous Creation. Energy acting upon itself gives birth to time and space, the relative elements of the Cosmos that cause conception of the state called form. Each thing depends in part upon another and may be traced back to a common source.

051 意識の活動ほど偉大な法則はありません。何故なら止むことの無い創造はそれに支えられているからです。意識の活動において作用するエネルギーは、宇宙の相関的要素である時間と空間を生み出しますが、(その時間と空間は)形あるものと呼ばれる状態の概念をもたらします。各々の物事は、部分的に互いに依存しており、また一つの共通の源泉に遡ることができることでしょう。





【解説】

私達は著者の言う「意識の活動」というものに対して、まだ十分には理解していないかも知れません。しかし、本項では意識の活動というものが時間と空間を生み出す源だと明言されています。即ち、時間と空間を越えた存在が意識ということかと思われます。その宇宙意識という本源的な要素が全ての生き物の源泉であるが故に、全ての生き物は同じ源を拠り所とする兄弟姉妹ということになる訳です。

この意識の活動の法則こそが、何よりも貴重なものである訳ですが、その恩恵を受ける私達は、その存在を知らず、また結果の世界のみに価値を置いて来ました。現象の奥にある時空を超えた意識の活動について知れば知るほど、万物の相互依存性や相関性について目が開けて来るものと思われます。


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