ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第03章 段落050 [2011-02-24]

050 Within the Cosmos there is no destruction but only newness by a ceaseless action; all substance changing and transmuting but never for an instant's time withholding. In an endless array of patterns and designs from formless into formed in unfolding the wondrous picture of eternity.

050 宇宙の中では破壊というものはなく、絶え間ない行動による新しさだけが存在します。全ての物質は変化し、変質しますが、一瞬として保留状態にあることはありません。永遠の目くるめく絵画を紐解く中で、終わりのないパターンと形なきものへの入念な計画があるのみです。





【解説】

私達地球人にとって、人間の死は悲しむべき事柄の最たるものとなっています。しかし、本項では宇宙には絶えず新しさだけが存在し、生き生きとした生命力の衝動波動が支配していることを伝えています。私達も自然を観察すると冬の後には必ず春が巡って来ますし、自然界の中では死者は意外な程、早くその舞台から去り、代わって新しい生命体が大地に現れ、草木は地を繁茂する姿を見ています。

宇宙の中の大道はこうした常に生まれ変わる自然のサイクルの中の活気ある流れであり、私達は常にそのことを身体に受入れ、その波動の表現者にならなければなりません。古来から「万物は流転する」とありますが、その真の意味はこうした生命力にみなぎる姿を指しているのです。


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