ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第03章 段落046 [2011-02-18]

RELATIVITY

046 Matter manifests as an effect of the Cause impulse that rises from the Word. As a pebble dropped in the center of a still pool will send an impulse through the whole clear mass and stir its farthest boundaries into motion, so was the Primal Substance caused to vibrate by the Cosmic Impulse. And as the nearest wavelets are finer than those at the ultimate extreme so is the substance close to the heart of Creation finer than that upon the outer edge. Each impulse of the Word that has manifested in the realms of matter has evolved into its formed state of being through a primal motion or centralized impulse, out of which grew a heavier motion, swelling to greater perceptibility. The primal frequency goes into expansion without the smallest loss of energy.

相関性

046 物質は大いなる言葉から起こった因なる衝動の一つの結果として現れます。静止した池の中央に落とされた小石はその透明な物体の塊全体に一つの衝動を伝え、その最も遠い境界に運動を促すように、宇宙的衝動によって原始の物質は振動させられたのです。また中心に近いさざ波は最極地のものより精緻であるように、創造の中心に近い物質は外側の縁のものより精緻です。物質界で創造作用をもたらした大いなる言葉の各々の衝動は集中化した衝動の主要な行動を通じて形ある存在状態に進化し、そこからより重い行動、より大きな知覚作用に拡大しました。その主要な振動数は少しのエネルギーの損失もなく、拡張しています。







【解説】

本項前段を模式的に表現すれば、中央の小石が起こした最初の波が因なる衝動のことであり、それが周囲の物質が同調し、その波のエネルギー(因なる衝動)を表現することで、その波が周辺に波及することにより、最後の岸辺でその波が打ち寄せられ、具体的な作用をもたらす状況と表現できるでしょう。

海岸に立つと、打ち寄せる波の起源が何処かは分かりませんが、私達は休み無く波が岸に向かって寄せてくる様子を観ることが出来ます。実は、最も粗い物質界に身を置く私達は、この波が何を伝えようとしているのかについて考える態度が必要ではないかと考えています。様々な自然や宇宙の創造作用が本来、どのような意図を持っているかを常に知ろうとしながら、現象を観ることが大切です。


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