ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第03章 段落036 [2011-02-03]

036 Oh, Son of God and Son of Man, lift up all things within your sight; let your heart make known that which the sight doth not reveal and from the womb of Cosmic Cause which is the source of all creation awaken into the birth of a Magnificent Perception. Awaken into the realm of true Being. Let the strong fingers of your will draw you again into full consciousness. Rise from your earthly couch of slumber and perceive the beauty of your present Existence.

036 ああ、神の息子、人の息子よ、あなたの視界にある全てのものを高揚させなさい。あなたの心に視覚は真理を現さないこと、そして全ての創造の源である宇宙の因の子宮から壮大な知覚の誕生が覚醒されることを知らしめなさい。真実の存在の王土の中に目覚めることです。あなたの意志という強い指であなた自身を完全な意識の中に再び引っ張り入れることです。あなたの地球でのまどろみの長椅子から立ち上がって、あなたの現在の存在の美しさを知覚することです。





【解説】

私達の持つ潜在力をもってすれば、私達が見る全てのものに対して、大きな力を発揮できることが冒頭で述べられています。私達自身が通常、支配されている視覚は外見を伝えるに過ぎず、本質的なことは全て印象をもって知覚しなければなりません。万物の霊長と言われて来た人間は本来、様々なものに対し、大きな影響を与えることが出来ます。私達が一瞥するものも含め、全てのものに良くも悪くも影響を与えている訳です。また、そうすることで実は自分達の環境をも作り出しているのかも知れません。

目で見る全てのものを本来のパワーを発揮させ、高揚させよと著者は言っている訳です。

また、その高揚対象は私達自身に対しても向けられなければなりません。単に心地良いという理由で、私達は怠惰の眠りに就き、長い間、自分自身の存在意義を考えずに過ごして来ました。それを強い意志で立ち上がり、自分自身の存在を再度、見渡してその価値を知ることだと本項は訴えています。


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