ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第02章 段落021 [2011-01-11]

021 Our purpose in life, then, is not personally judge between the true and the untrue but to so coordinate our own being with nature that we may unite the knowledge of Cause and Effect.

021 そこで私達の人生における目的は、真実と真実でないもののどちらかでありかを個人的に審査することではなく、私達が因の知識と結果を結合させられるよう、私達自身を自然と調和させることにあります。





【解説】

私達に批評家は不要です。本項ではまずは、あらゆる物事を受入れ各々の真実を学び、その上で自身をそれらを含む自然と調和させよと言っています。

とかく私達は善悪、良否の判断を好みます。世の中には多くの批評家が自らの意見を披露して世間を誘導しようとしています。しかし、本項では違います。他人の行動を批判したり、裁くのではなく、その行動がどのような背景から生まれたかの原因を理解することを求めています。

また、全ての行動は想念から始まって具体的な行為に至るまでには、身体も含めて様々な仕組みが用いられ、そのいずれもが所定の行動を達成する為に、100%の力を発揮していることでしょう。その中で私達は物質を突き動かす、因について知ることが大切だとしています。現実の結果の奥にある因に対する知識が重要なのです。

前項では真理をモザイクタイルの壁画に例えていましたが、私達は自分自身のタイルが周囲とどのような位置関係にあるべきなのか、壁画全体の意図するイメージはどのようなものかについて、より高い視野で見詰める必要があります。


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