ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第02章 段落009 [2010-12-23]

009 As long as man has been in existence I suppose he has sought for truth without recognizing it when he had it firmly in his grasp.

009 人間が存在するようになってからというもの、人間は自分自身の手の中にしっかりそれを握っていたにも拘わらず、それに気付かず、真実を求め続けて来たように私は思います。





【解説】

生まれたばかりの赤ん坊には迷いも何の不足感もありません。ただ、満たされ、安心した表情を見せているように思います。

そこには、創造されたばかりの生命体が持つ独特の光悦感があるようの思えるのです。創造の過程はこのように全ての生き物に、純粋な生命体としての表現を与えているのです。

しかし、その者もその後の実社会での生活の中で、本来の輝きは薄れ、汚れが付着して行くことは残念な現実です。また、その一方では真実を求める気持も増して来ることも確かですが、その真実を私達はあまりに遠くに求めすぎている訳です。

元来、自分も生まれた時には、しっかり手にしていた創造主への信頼を再度原点に立ち返って、取り戻す必要があります。素直で無垢な「みどり児」のようにならなければ、「天国に入れない」とは、そういうことを言っているのではないでしょうか。


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