ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 4章 段落383 [2010-12-01]

383 The four senses, the arbitrary rulers of most lives, should be your servants. Each sense has a will of its own, its own reasoning faculty, and is possessed by its own fears. In many instances, it is the four senses through their condemnation of that which they have not previously experienced, that closes the door to new ideas.

383 ほとんどの人生の専制的な支配者である4つの感覚は、あなたの召使にしなければなりません。各々の感覚はそれ自体の意思を持っており、また、その固有の恐怖にとりつかれています。多くの場合、自らが過去に経験したことがないことを非難することで新しいアイデアに対して扉を閉めるのは、この4つの感覚なのです。



【解説】

文字通り、恐怖が私達を支配しているということでしょう。その大本となるのは私達各自の4つの感覚がわがまま、勝手な専制君主である一方で、絶えず保身のために新しい事柄を拒絶している訳です。

確かに、食事やその他、多くの場面で私達は長年の習慣の中で暮らしています。とりわけ、海外での生活の場合には、安全が確認された食物や行動範囲等、特にその傾向になることは否めません。

しかし、私達はテレパシーを学び、多少なりとも能力を身につけようとする目的は、これら宇宙から来る新しい印象に心を開くことではなかったでしょうか。

そのためには、どのような状況下にあっても、4感覚を鎮め、心を開いて、印象に鋭敏になる必要があります。そして一度、その中で成功体験が持てれば、後はその時の心の状態を思い出しながら、再び同じ状況を作って行けば良いことだと思っています。


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