ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 4章 段落382 [2010-11-30]

382 We believe the effects of emotions have been well covered in this course. We have pointed out the detrimental effect destructive emotions have on the body, and have given you examples in your daily life whereby you can prove this for yourself. So watch your thought-pattern habits; for your emotions are controlled by them. People are like apples in a barrel-we either mellow with maturity, or we rot. Unlike the apples, we have control over which of these will be our destiny; for our thought-pattern habits will decide our lot.

382 私達はこの講座において、感情がもたらす影響について十分に言及されて来たと思っています。私達は破壊的な感情が身体にもたらす有害な影響を指摘して来ましたし、あなたの日常生活の中での例示を示しましたが、それはそれによってあなた自身で確かめることが出来るものです。ですから、あなたの想念パターンの習慣を観察することです。何故ならあなたの感情はそれらによって支配されているからです。人々は樽の中のリンゴに似ています。私達は成熟して熟するか、腐るかのいずれかです。しかし、リンゴとは違って、私達はそのどちらが私達の運命になるかについて、支配権を持っています。何故なら私達の想念パターンは私達のめぐり合わせを決めることになるからです。



【解説】

自分が日頃、どのような想念を取り入れる傾向にあるかに気付くことがまず、重要です。想念は私達の心身あるいは周辺環境に絶大なる影響力を持っています。しかし、通常は惰性的な想念パターン、思考パターンの中で、そもそも自分がどのような指向性を持っているかに気付いていないことが多いものです。

本講座をまとめるに当たって、著者は私達が抱く感情が、この自らの想念パターンという指向性によって生まれるとしています。それを打ち破って、本来の姿に戻せばよいのですが、それには自らの想念パターンを観察せよと言っています。いわゆる想念観察です。この手法は自らの指向性の良否をその場で裁くことではなく、単に冷静に観察するだけでよいのです。正視して観察すれば自ずと答えがあるという訳です。

それぞれの人生の中で、当初は青かったリンゴが年月を経るにつれて成熟したリンゴになれるよう、毎日を送りたいものです。


第3部 4章 段落381 [2010-11-29] <<  |  >> 第3部 4章 段落383 [2010-12-01]