ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 4章 段落381 [2010-11-29]

381 The personal ego, interested only in perpetuating itself, is unaware of its unity with all manifestation; and selfishly concentrates its efforts upon the personal self. But when. through understanding, we can get the ego to turn its awareness outward, it will return to its natural free state; and the real Self will recognize its oneness with the Cosmos.

381 個人的な自我は自分自身の永続化のみに関心がある為、全ての創造物との一体性について気付いてはいません。そして自分自身への努力に自分本位に集中しています。しかし、理解を通じて私達は自我をその知覚を外向きに転換させることが出来る時、それはその自然で自由な状態に戻ることでしょう。また、その時、真の自己は宇宙との一体性を認識することでしょう。





【解説】

例えば、見知らぬ土地に来たり、まして言語が伝わらない国を訪れる時、私達は不安になるものです。私達はことごとく、言語による意思疎通に依存し、印象によるコミュニケーションの訓練は出来ていないからです。このような状況では、エゴは自分を守る為、リラックス出来ないことになります。これもエゴが自分を守ろうとする姿勢の典型例です。

一方で、渡り鳥達は、各地を渡りながら、何らの苦労もなく、自然環境を楽しんでいます。私達も自己保身を第一の目的とするのではなく、関心を外宇宙にまで広げることで自然との一体感が生まれるという訳です。


第3部 4章 段落380 [2010-11-26] <<  |  >> 第3部 4章 段落382 [2010-11-30]