ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 4章 段落379 [2010-11-25]

379 Once man learns that his purpose in life is to control his personal aggressive actions, he will become the recipient of all Cosmic impressions . . . born in silence, projected in silence, accepted in silence. For these are the impressions emanating from each conscious atom, using the Cosmic, universal language.

379 ひと度、人が自分の生きる目的が自己の個人的な攻撃的諸行動を制御することにあることを学ぶなら、彼は全ての宇宙的印象、即ち沈黙の中で誕生し、沈黙の中で放射され、沈黙の中で受信される印象の受取人になることでしょう。何故なら、これらは個々の意識的な原子が宇宙的、普遍的な言語を用いて発している印象だからです。



【解説】

本項でキーとなる言葉は「沈黙」だと思います。これまで私達は直接、目に見えるもの、耳に聞こえるものと頼りに生活して来ました。しかし、テレパシー学習においては、それらによらない印象を日常、感受するよう求められて来ました。印象に気付く為には、心は受け入れる態勢を維持しなければならず、l自我が主張したいことを先ずは抑制することが必要になります。

その場合、必要なのが沈黙という状況ですが、この沈黙には禅の修業その他で自我を抑制するのに採用されている意味の他に、実は宇宙の各原子から絶えず発せられている無言の印象というメッセージが、この沈黙の中で飛び交っているという訳です。沈黙の中には、宇宙英知に関して実に活発な活動があるということです。

多くの仏像の中にも、また大自然の広がりの中でも、「沈黙」の中に含まれる宇宙的な活動の世界に気付くことが重要です。






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